
ラオスの医療事情💉
皆さんは、旅行先で体調を崩したことはありますか?
今回は、ラオスの医療事情や病院情報についてのお話です。
ラオスの気候は、一年を通し高温多湿が多いので、熱中症に注意し、また細菌が繁殖しやすい状況なので食中毒に気をつける必要があります。そして、ラオスでは1年中蚊が媒介するデング熱にも注意が必要です。
ラオスでかかりやすい病気と気を付ける点。
◯感染性胃腸炎
→ ①食事前やトイレの後は良く手を洗う。②生野菜は調理前によく洗浄する。③生もの,加熱の不十分なものは避ける。④衛生状態が悪そうな屋台や飲食店での飲食は避ける。食べ物,水,衛生状態に注意してください。
◯デング熱
→ 蚊に刺されないように防蚊対策を行うことが予防対策になります。
◯交通事故による怪我
→ 交通規則やマナーが日本とは異なるところもありますので,十分気を付けてください。
◯マラリア
予防薬の内服や蚊対策が重要とされています。
◯日本脳炎
→ 予防接種や蚊対策が重要とされています。
◯狂犬病
→予防接種や無闇に動物に触らないことが重要です。
◯熱中症
→無理な行動,過度な運動を避け,十分な休息や頻回の水分摂取に努めてください。
ラオスの医療水準は他国に比べるとまだ低く,ラオスの医療機関で受けれる検査や治療は限られています。そのため、高度な医療を要する場合には国境を越えタイの病院を受診することになります。

ラオス旅行中に病気になった場合の医療機関一覧。
『ビエンチャン』にある医療機関
◯Centre Médical de l’Ambassade de France (CMAF:フランス大使館医療センター)
クービエン通り沿いグリーンパーク・ブティックホテル斜め向かいのフランス大使館所有グランドの一角にあります。邦人からフレンチクリニックと呼ばれ,外国人がよく利用しているクリニックです。日本人医師が勤務してます。
◯ Alliance International Medical Centre
タイ・ウドンタニやノンカイにあるワッタナー病院が支援しているクリニックで,主に同病院医師が交代で来院し診察しています。
また、ジャパニーズメディカルデス(JMD)が開設されており、日本人看護師が24時間体制で対応しています。
◯ ラオーアセアン病院
24時間救急対応しています。英語も通じます。
『ルアンパバーン』にある医療機関
◯ Luang Prabang Province Hospital
ラオス北部の中核的病院です。救急は24時間受け入れ可能。タイのバンコク病院と提携があります。
ラオスに旅行に行く際は、感染症対策として予防接種や予防薬を行い、海外旅行傷害保険に加入することを検討してみると良いのではないかと思います。
※ラオス入国時に求められる予防接種はありません。
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